松阪市議会 > 2017-09-26 >
09月26日-03号

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  1. 松阪市議会 2017-09-26
    09月26日-03号


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    松阪市 平成29年  9月 定例会(第4回)議事日程第3号 平成29年9月26日 午前10時開議 日程第1 議案第91号 平成28年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第92号 平成28年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分について      議案第93号 平成28年度松阪市水道事業決算の認定について      議案第94号 平成28年度松阪市公共下水道事業決算の認定について      議案第95号 平成28年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定について 日程第2 議案第96号 平成29年度松阪市一般会計補正予算(第2号) 日程第3 議案第97号 平成29年度松阪市競輪事業特別会計補正予算(第1号) 日程第4 議案第98号 平成29年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第5 議案第99号 平成29年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第6 議案第100号 松阪市産業振興センター条例の一部改正について 日程第7 議案第101号 工事請負契約の締結について(観光交流拠点施設本館新築工事) 日程第8 議案第102号 財産の取得について(松阪市総合運動公園用地) 日程第9 議案第103号 市道路線の認定について 日程第10 議案第104号 市道路線の変更について本日の会議に付した事件 議事日程と同じ出席議員(28名)    1番  橘 大介君      2番  中村 誠君    3番  松本一孝君      4番  赤塚かおり君    5番  谷口 聖君      6番  殿村峰代君    7番  市野幸男君      8番  田中正浩君    9番  栗谷建一郎君    10番  楠谷さゆり君   11番  西口真理君     12番  米倉芳周君   13番  深田 龍君     14番  沖 和哉君   15番  松岡恒雄君     16番  坂口秀夫君   17番  植松泰之君     18番  堀端 脩君   19番  野呂一男君     20番  中村良子君   21番  山本芳敬君     22番  山本 節君   23番  大平 勇君     24番  濱口高志君   25番  海住恒幸君     26番  中島清晴君   27番  久松倫生君     28番  西村友志君欠席議員(0名)議場出席説明者 市長          竹上真人君   副市長         山路 茂君 副市長         永作友寛君   総務部長        村林謹一君 企画振興部長      加藤正宏君   危機管理特命理事    鈴木政博君 防災担当参事      舩木精二君   地域振興担当理事    奥野義彦君 税務担当理事      中井 昇君   環境生活部長      吉田敏昭君 清掃行政担当理事    溝田 明君   健康福祉部長      三宅義則君 福祉事務所長      片岡 始君   こども局長       薗部 功君 産業文化部長      村林 篤君   農林水産担当理事    竹岡和也君 建設部長        小山 誠君   会計管理者       廣田恵美子君 教育長         中田雅喜君   教育委員会事務局長   松名瀬弘己君 上下水道事業管理者   佐藤 誠君   市民病院事務部長    内田寿明君 消防団事務局長     三木 淳君   監査委員        西村和浩事務局出席職員     事務局長    福島ひろみ  次長      刀根 薫     議事担当主幹  三木 敦   調査担当主幹  前出和也     総務係長    池田博紀   兼務書記    吉田茂雄     兼務書記    橋本尚由-----------------------------------                         午前10時0分開議 ○議長(山本芳敬君) 皆さん、おはようございます。これより本会議を開きます。本日の議事は、議事日程第3号により進めることにいたします。 △日程第1 議案第91号 平成28年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第92号 平成28年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分について      議案第93号 平成28年度松阪市水道事業決算の認定について      議案第94号 平成28年度松阪市公共下水道事業決算の認定について      議案第95号 平成28年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定について ○議長(山本芳敬君) 日程第1 議案第91号から議案第95号までの議案5件を一括議題とし、決算調査特別委員長の報告を求めます。     〔23番 大平 勇君登壇〕 ◆23番(大平勇君) おはようございます。決算調査特別委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の御報告を申し上げます。 9月4日、議案第91号から議案第95号までの議案5件を審査するため、松阪市議会決算調査特別委員会運営要領に基づき、当特別委員会総務企画分科会環境福祉分科会建設水道分科会文教経済分科会の4分科会を設置いたしました。 また、9月7日の本会議において当特別委員会に付託されました議案5件については、運営要領の規定により、それぞれの分科会に分担送付され、8日に総務企画分科会、11日に環境福祉分科会、13日に建設水道分科会、14日に文教経済分科会を開催し審査が行われました。 9月21日に当特別委員会を開催し、各分科会長からの分科会長報告分科会長報告に対する質疑を行いました。 「12月5日に松阪公民館利用者説明会が行われ、この時点で異論がなく素案に公表したとの説明であったが、この時点で異論がなかったというのは松阪公民館の移転に関してという意味で捉えてよいのか」との質疑に対し、「その件に関して、議会への説明責任と住民、利用者への説明が不足していたというところで議論が展開したと思っており、執行部の説明の中で、建設水道委員会協議会で説明をして説明責任を果たしたので、市民の中に大きな異論がなかったとの答弁であったが、全くなかったとの言い方ではなく、大きな反対意見がなかったとの答弁であったと考えている」との答弁がありました。 続いて、各議案について、議員間討議、討論、採決に入りました。 まず、議案第91号平成28年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定についてでありますが、議員間討議に入り、委員より「松阪公民館改修設計委託を予算化しながら執行しなかったこと。「豪商のまち松阪中心市街地土地利用計画の中で松阪公民館移転を決定したという経過があるが、移転問題について環境福祉委員会では報告されたが、文教経済委員会では報告されなかったこと。「豪商のまち松阪中心市街地土地利用計画として建設水道委員会協議会で年末に報告され、その中で12月5日の松阪公民館利用者説明会の経過を報告したとあるが、利用者合意は得られていなかったこと。こうした一連の経過を踏まえ、議会としてこの予算執行を問題なかったとして認めていいのか」との発言。 「執行部から松阪公民館の移転問題については、社会教育法に基づく重要な施設であり、そのことも考えてマーム移転を決定したとの答弁があった。その一方でマームという商業施設は、商業上、経済上、移転や廃止が起こり得ないとは言い切れないとの答弁もあった。これは矛盾した内容で、そのようなところに重要な施設を入れること自体が大変な自己矛盾ではないかと感じるので、再検討して市民に責任を負えるような対応をすべきだと思う」との発言。 「本会議での質疑と分科会員及び分科会員外議員としての質疑の中で、主に説明の経過を確認したが、執行部は、松阪公民館移転理由を一貫して平成28年12月20日付で提出された松阪公民館のあり方の答申の中で「移転を考える必要がある」とされたと答弁してきたが、庁内の決定では10月末で移転を決めていたとしており、12月20日の答申を移転理由に上げるのは明らかに矛盾し、説明が成り立たないという証拠である。12月に答申があったが、庁内の決定として10月に決めていたのはおかしいのではとの質疑に対し、移転については社会教育委員会の中で議論されたとしているが、議事録を見ると6月に1回、一委員の意見としてあるだけで、ほとんど検討らしい検討は行われておらず、執行部の中で手続的に進められてきたにすぎないと断定してよい。また、平成28年度当初予算に松阪公民館の耐震の予算化をしておきながら、5月には担当者がマームの下見をし、7月には市長、副市長の間で決まり、最終的に10月にはマーム移転を決めている。松阪公民館の耐震の予算化について議会に議決を求めた行為は一体何であったのか。著しい不誠実さを感じざるを得ない。そのような矛盾した行動をとり続けたことと、議決に対する軽んじ方に対して、今回の決算は認定することはできないと思うが」との発言がありました。 続いて討論に入り、委員より「松阪公民館の改修の設計委託を予算化しながら、これを執行せず「豪商のまち松阪中心市街地土地利用計画マーム移転に変更した。しかし文教経済委員会には全く報告がなく、建設水道委員会協議会で示したというやり方である。一方、利用者への説明は不十分というより合意ができておらず、提案の前提はできていないと言わなければならない。こうした一連のやり方に対して、市長及び当局は例外的措置との答弁であったが、これは異常な行政運営であり、この行政運営を認めることはできないので反対する」との発言。 「決算状況について、一般会計特別会計とも実質収支は黒字になっており、公債費負担比率も11.6%と年々改善している。財政調整基金は3億4037万円増加しており、市債残高は14億9043万円減少している。市税は前年と比較して5786万円増加しており、財政運営は健全になされていると判断する。また、平成28年度の事業について、市長の重点施策である子育て一番に関して、待機児童の問題として、私立の1園を増員、また、平成29年4月の開園であるが1園が新設され、待機児童の解消に向けて事業が着実に実施されている。学力向上に関しては、アドバイザーの派遣により学力向上を図るとともに放課後児童クラブも2施設開設し、松阪版ネウボラ拠点施設である健康センターはるるも完成している。これらにより、子育て一番に一歩近づいたものと考えている。企業誘致に関しても世界最大手自動車プレスメーカー嬉野工業団地に誘致するという成果もある。安全安心に関しても約1000万円の道路事故対策緊急整備事業が実施され、区画線の整備等、早急に対応してもらっており、今後の事故抑制につながっていくものと思われる。海上アクセス事業では、航路廃止、船舶の売却という決断がなされた。まさしく市長の言う原点に返る、誰のため、何のためという政治姿勢がよくあらわれた案件である。松阪公民館マーム移転問題であるが、市全体の公民館でありより多くの市民が活用できるということで、現在の場所より駐車場も広いマームのほうが市全体としては利用者がふえるのではないかと思う。施設マネジメントの観点からも今回の提案は市全体として市民のためになっていると判断する。松阪公民館耐震予算に関しては、いろいろ議論はあると思うが、後からでもよりよい案があれば当初の案に固執することなく、よりよい案を臨機応変に採用することが、大切な税金を使う上で市民のためになると判断する。以上のことから事業及び決算状況は問題ないところである。しかし、歳入においては収納率が十分ではなく、より一層収納率向上に努めてもらいたい。子育て一番、安全安心に関しても着実に事業は行われているが、まだまだ十分ではなく引き続き事業を実施していってほしいとの意見をつけて本議案に賛成する」との発言。 「松阪公民館マーム移転問題について、平成28年度当初予算に計上されていた耐震予算が削られてマーム移転が決まった。これはほぼ庁内だけの議論で行われ、利用者、市民への意見聴取、説明もなく、議会への説明も不十分であった。このような状況が例外的と言われたが、市民の不満や市政に対する不信感が高まっている状況は否定できない。マーム移転の是非ではなく決定の過程が問題である。スピード感を持つという余り、その過程を省略してはいけない。議会としてもこのように議会軽視とも言える行政運営を認めてはいけないと思い、反対する」との発言。 「特に松阪公民館の移転問題であるが、筋の通らない説明しかできない異常な行政運営が目立つ一般会計執行状況であったと考えざるを得ない。松阪公民館の移転問題、市政推進会議の非公開。また計上された予算を使わなかったことの説明も一切なく、完全に原則を破った筋の通らない行政執行であったことから反対する」との発言があり、採決の結果、挙手多数、認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第92号平成28年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてでありますが、採決の結果、挙手全員、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第93号平成28年度松阪市水道事業決算の認定についてでありますが、討論に入り、委員より「過大な契約水量による受水費負担が大きく、市民負担につながっているという構造的な問題点は解決されていないことから反対する」との発言があり、採決の結果、挙手多数、認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第94号平成28年度松阪市公共下水道事業決算の認定についてでありますが、採決の結果、挙手全員、認定すべきものと決定いたしました。 次に、議案第95号平成28年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定についてでありますが、採決の結果、挙手全員、認定すべきものと決定いたしました。 以上、決算調査特別委員会に付託されました案件の主な審査の経過並びに結果の報告を終わります。     〔23番 大平 勇君降壇〕 ○議長(山本芳敬君) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本芳敬君) これにて質疑を終わります。 これより、議案順に議員間討議、討論、採決を行います。 なお、議案第91号から議案第95号までの通告による議員間討議の申し出はなかったことを報告いたします。 これより、議案順に討論、採決を行います。 議案第91号について討論はありませんか。     〔25番 海住恒幸君登壇〕 ◆25番(海住恒幸君) 議案第91号平成28年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について、認定することに対し反対の討論を行います。 先ほどの大平勇委員長による委員長報告でも、かなり一般会計に対する論点は集約していただいておりました。しかし改めて、議案第91号の決算について認定すべきではないという立場からここで反対の討論を行います。 今回の討論は、教育費、社会教育費の中から公民館費について行いたいと思います。 教育委員会事務局は、平成28年度一般会計公民館費の取り扱いに関する説明で、事実関係において一貫して矛盾をはらんだ説明を行ってきました。一言で言うならば、筋の通らないことばかり言ってきました。なぜそのようなことが起きるのかというと、時期や文脈の異なる事実と断片的事実を無理にこじつけ、自分たちが行ったことを正当化しようとしたことが節々にあらわれてまいりました。 一番わかりやすい例でお示ししたいと思います。委員長報告の中にもありましたけれども、繰り返させていただくことをお許しください。平成28年12月20日の公民館のあり方答申で、施設の修繕や建てかえを考える際には、現在の場所から移転という考え方も必要ですという記述、これは正しい記述でございますけれども、これを以下のように書きかえて報告してきたのが教育委員会事務局であります。すなわち、大規模改修や建てかえを考える際には移転を考える必要があるとの答申をいただいたと、たび重なる議会答弁の中でも行っております。ちょっと聞いただけではそのニュアンスの違いがわからないかもしれませんけれども、これは明確な印象操作であったと私は捉えております。 考えてみれば、公民館の大規模改修を伴う耐震工事設計委託予算を議決してからわずか2週間の後に、大規模改修を考える場合は移転を考える必要があるとの答申をいただくような諮問をまず求めるはずがございません。後づけのこじつけもいいところです。28年度の耐震工事設計委託予算を執行しなかった理由にはなりません。しかも、28年12月のこの答申が、松阪公民館移転の理由であるかのように説明しておきながら、実際には10月にはマーム移転を決めていたことが7日の本会議の質疑でも明らかになりました。さらにさかのぼれば、5月には福祉課とともに教育委員会松阪公民館移転先候補としてマームの下見に訪れています。松阪公民館耐震化工事設計委託を含む当初予算を3月15日に議決しておきながら、それからわずか2カ月の後には移転先を探すという、紛れもない事実でございます。議決予算を覆すようなとんでもない事態がなぜ起きるのか、今もって納得のいく説明がありません。説明のしようがないからです。こじつけばっかりですから。 このように見ていくと、議決予算は単なる仮置きで、後から補正で削除すればよいとするような軽い感覚での予算編成が平成28年度にはなされ、その後で移転先が決まれば予算を削除する措置がとられたという御都合主義的な予算だった。このことは、これまでの質疑からもそう断定せざるを得ません。この間、全く市民にも議会にも説明がなかったわけですから、市民軽視議会軽視の上、予算の重要性を軽んじた行為と言わざるを得ません。本来、議決に基づき、予算執行に向けた業務を行っていくのは執行機関として責任でありますが、むしろ議決とは全く逆の行為であり、筋が通りません。筋が通らないのは、政策的必然性のない移転計画であると言うことができます。 松阪市の公共施設のあり方を平成28年度実績報告書においても、今回の議案に添付されている文書ですけれども、公共施設等総合管理計画策定について、「総合的かつ長期的な視点に立って公共施設等を最適に管理していくため、施設種別ごと現状分析や課題整理を行い、将来的な方向性を示す長期計画として策定した」とあるにもかかわらず、そこに描かれもしない松阪公民館の移転が突然変異的に生まれ、除去を含め検討とした福祉会館が公民館を押しのける、これはまた筋違いでございます。しかも、福祉会館に関しては、28年度の施設白書にも移転を視野にと表現され、そして28年度の部長マニフェストには「民間施設を含め移転先の検討を平成28年度に引き続き行っていく」とあるように、公民館の移転問題は、全く筋の異なった経過の中から突然として生まれてきた性質を帯びております。それだけになおのこと、そのようなそれまでの政策経過が全くない中で生まれてきたことであるわけですので、利用者という利害関係者への説明や、また利用者ではない方を含む市民への説明、そして公開の場での議論が必要であったことは言うまでもありませんが、それら全てがすっ飛ばされた上での結論を平成28年度中に見出していった。おおよそ3月の議決を5月、7月、10月、そして11月、最終的に12月の素案公表に至る、おおむね4月から12月までの時間をかけて、こういった結論を市民抜き、議会抜きで出されていったあげくの予算返納の措置であったわけでございます。その間、市民は全て置き去りでございました。 よって、この平成28年度決算は認定すべきではないということを申し上げて、議案第91号に反対の討論といたします。 以上でございます。     〔25番 海住恒幸君降壇〕 ○議長(山本芳敬君) 他に討論はありませんか。     〔24番 濱口高志君登壇〕 ◆24番(濱口高志君) 政志会の濱口高志でございます。議案第91号平成28年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について、政志会を代表し、賛成の討論を行います。 まず、財政状況ですが、一般会計特別会計合わせた実質収支は36億8313万円の黒字、一般会計では7億4385万円の黒字となっております。経常収支比率は89.8%で、前年度より0.2ポイント上昇、公債費負担比率は11.6%で、前年度より0.2%低下し、年々改善しております。また、市の貯金であります財政調整基金につきましても、残高は97億8231万円となり、前年度末より3億4037万円増加しております。市債残高につきましても、482億1660万円で、前年に比べ14億9043万円も減少しております。市税につきましても214億9387万円で、前年に比較し5786万円増加しております。以上のことより、財政の健全運営がなされていると判断をいたします。 次に、平成28年度に実施された事業についてですが、まずは市長の重要政策である子育て一番宣言についてですが、全国的に問題となっております待機児童対策として、私立保育園1園で定員40人の増、さらに29年4月開園の新設で180人定員増を実現されました。また、放課後児童クラブにつきましても、米ノ庄で新規に施設を整備、そしてまた射和校区では29年4月開園に向けて調整を進めていただきました。松阪版ネウボラ拠点施設として健康センターはるるも完成いたしました。学校教育においても、アドバイザー派遣により学力向上を図っておられます。これらにより、子育て一番に一歩近づいたものと思われます。 また、企業誘致では、世界最大手自動車プレス部品メーカーゲスタンプ社嬉野工業団地に誘致するという成果がありました。安全安心の面では、1000万円の道路事故緊急整備事業にて区画線の整備等を早急に対応いただき、事故抑制につながるものと思われます。 また、海上アクセス事業では、航路廃止、船舶の売却という決断をしていただきました。まさしく市長の言う原点に返る、誰のため、何のためかという市長の政治姿勢がよく出た案件だと思います。 次に、問題となっておりますマームへの公民館移転の問題ですが、松阪公民館は市全体の公民館ですから、松阪市全体を考え、より多くの人が利用できることが重要だと考えます。現在の場所では駐車場もないため、大きな駐車場があるマームのほうが市全体としては利用者がふえるのではないかと思われます。また、施設マネジメントの観点からも、市全体を考えた今回の提案は市民のためになっていると判断いたします。 また、現松阪公民館耐震予算に関してですが、これは当初予算策定時のもので、その後の検討でよりよい案があれば、もしくは当初案に欠陥が見つかれば、一度決めたからといって愚直に執行するほうがおかしいのではないかと思います。今回の変更は、まさしく臨機応変な対応だと思います。市長は例外的措置と発言されておりますが、市民の大切な税金ですから、よりよい方向が見つかれば、政治判断をして実行していただきたいものです。今回、竹上市長はそれを実行したまでで、何ら問題はないと思います。 以上より、各事業が計画的に実施されており、市民の満足度向上に貢献しているものと判断をいたします。 ただし、子育て、安全安心等、まだまだ十分ではありません。引き続き事業を推進していただきたい。また、歳入におきましても未収金がまだまだ多い状況です。財政の安定性はもとより、負担の公平性という観点からも、引き続き収納率の向上に努めていただきたいとの意見をつけ加え、本議案の賛成討論といたします。 以上です。     〔24番 濱口高志君降壇〕 ○議長(山本芳敬君) 他に討論はありませんか。     〔27番 久松倫生君登壇〕 ◆27番(久松倫生君) 議案第91号平成28年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定について反対の討論をいたします。 この決算議案全体の中では、特に特別会計におきまして、簡易水道事業が合併後の経過を経て飯高地域の上水道との統合が完了したことや、住宅新築資金貸付事業においては終結への展望といった高い到達点があることは確認できると思います。評価されるべき点であると考えます。 一方で、一般会計における反対の最大の理由は、公民館移転と「豪商のまち松阪中心市街地土地利用計画にかかわる過程での行政運営の問題であります。決算年度に松阪公民館の改修の設計委託を予算化しながら執行せず、土地利用計画でマーム移転に変更され、そしてその過程においては、文教経済委員会には報告もなく、決定後に建設水道委員会協議会で示されたというやり方でありました。ほぼ庁内検討の中での推進でした。公民館移転決定の前提となる利用者への説明は合意が得られたというよりも、説明そのものが全く不十分であることも明らかになりました。この行政運営を市長は例外的措置と答弁されておりますが、私どもは異常な行政運営と言わなければならないと思います。一言で言えば、今後の解決の見通し、マーム移転後の展望も定かではないということも、審議の過程において指摘しなければなりません。この行政運営において、決算認定として認められないということをはっきりさせたいと思います。 そのほか一般会計において、マイナンバー制度の推進、あるいはリニア新幹線推進など、一部の予算執行に反対の立場を表明いたします。 以上、反対の討論といたします。     〔27番 久松倫生君降壇〕 ○議長(山本芳敬君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本芳敬君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第91号平成28年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(山本芳敬君) ありがとうございました。挙手多数であります。よって、議案第91号平成28年度松阪市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算の認定については、認定されました。 次に、議案第92号について、討論、採決を行います。 議案第92号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本芳敬君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第92号平成28年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分についてに対する委員長の報告は、可決であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(山本芳敬君) ありがとうございました。挙手全員であります。よって、議案第92号平成28年度松阪市水道事業会計処分利益剰余金の処分については、原案どおり可決されました。 次に、議案第93号について、討論、採決を行います。 議案第93号について、討論はありませんか。 ◆27番(久松倫生君) 水道会計の決算ついて反対の討論をいたします。 水道会計につきましては、監査委員意見書に受水費についての記述がなかったことを指摘いたしましたが、県営水道への受水費引き下げが水道会計の大きな課題であることは明らかとなりました。その大本は、過大な契約水量と責任水量制にあり、構造的な問題が解決されず、当決算には反対をいたします。 以上です。 ○議長(山本芳敬君) 他に討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本芳敬君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第93号平成28年度松阪市水道事業決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕
    ○議長(山本芳敬君) ありがとうございました。挙手多数であります。よって、議案第93号平成28年度松阪市水道事業決算の認定については、認定されました。 次に、議案第94号について、討論、採決を行います。 議案第94号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本芳敬君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第94号平成28年度松阪市公共下水道事業決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(山本芳敬君) ありがとうございました。挙手全員であります。よって、議案第94号平成28年度松阪市公共下水道事業決算の認定については、認定されました。 次に、議案第95号について、討論、採決を行います。 議案第95号について、討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本芳敬君) これにて討論を終わります。 これより採決を行います。議案第95号平成28年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定についてに対する委員長の報告は、認定であります。委員長の報告どおり決するに賛成の議員の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(山本芳敬君) ありがとうございました。挙手全員であります。よって、議案第95号平成28年度松阪市松阪市民病院事業決算の認定については、認定されました。 △日程第2 議案第96号 平成29年度松阪市一般会計補正予算(第2号) ○議長(山本芳敬君) 日程第2 議案第96号平成29年度松阪市一般会計補正予算第2号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案第96号平成29年度松阪市一般会計補正予算第2号について御説明を申し上げます。 一般会計補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の補正予算では、さきの台風第5号に係る災害復旧事業費、補助の交付決定に伴う事業の組み替えや、事業費の追加、早急に対応を要する施設修繕や施設整備に伴う事業費などを追加、及び新規計上し、歳入歳出予算の補正として2億6428万4000円を追加し、歳入歳出総額を636億9967万5000円とさせていただくものでございます。 次に、第2条の繰越明許費、第3条の債務負担行為の補正、第4条の地方債の補正につきましては、それぞれの関係個表で御説明申し上げますので、4ページをお願いいたします。第2表の繰越明許費は河川災害復旧事業費について、年度内完了が見込めないことから、第2表に記載のとおり繰越明許費の金額を計上させていただくものでございます。 5ページをごらんください。第3表債務負担行為補正の追加は、空家等情報データベース作成業務に係る契約等3件の追加で、今年度中に契約が必要なものにつきまして、債務負担行為の期間及び限度額を記載のとおり定めさせていただくものでございます。 次に、変更でございますが、火葬場予約システム運営に係る契約は、火葬場予約システムについて機能拡張により限度額を増額することに伴う変更でございます。 6ページをお願いいたします。第4表地方債補正の追加は、健康センター施設整備事業等4件で、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を第4表に記載のとおり定めさせていただくものでございます。 次に、変更でございますが、防災行政無線整備事業等4件は市債の種類の変更、事業費の増減などによる限度額の変更で、内訳は記載のとおりでございます。 次に、歳入でございますが、10ページ、11ページをお願いいたします。第13款分担金及び負担金、第15款国庫支出金、第16款県支出金及び、12ページ、13ページの第22款市債など事業実施に伴う特定財源を計上してございます。 もう一度10ページ、11ページに戻っていただきまして、第18款、第1項寄附金、第1目総務費寄附金280万7000円の追加は、指定寄附金17件分でございます。 第2目商工費寄附金2416万1000円の追加は、ふるさと応援寄附金としてお寄せいただきました寄附金812件分でございます。商工費寄附金の内訳といたしましては、説明欄に記載のとおり、指定寄附基金に747件分2167万1000円を、市民活動振興基金に65件分249万円を、それぞれ積み立てるものでございます。 第20款、第1項、第1目繰越金3290万5000円の追加は財源調整によるものでございます。 12ページ、13ページをごらんください。第21款諸収入、第5項、第1目雑入、第3節民生費雑入、説明欄1公的介護施設等整備費補助金返還収入679万2000円の新規計上は、過年度の補助事業に係る財産処分決定による補助金返還金でございます。2介護保険事業特別会計返還金6349万5000円の新規計上は、保険給付費負担金などの精算による過年度返還金でございます。 第10節教育費雑入、1放課後児童クラブ活動事業費返還収入17万7000円の新規計上は、平成28年度放課後児童クラブ運営費の返還金でございます。 第6項収益事業収入、第1目競輪事業特別会計繰入金900万円の新規計上は、平成28年度競輪事業特別会計において昨年度に引き続き黒字を達成したことから、一部を繰り入れるものでございます。 次に歳出ですが、14ページ、15ページをお願いいたします。第2款総務費、第1項総務管理費、第8目企画費、説明欄1空家等対策事業費30万円の新規計上は、松阪市統合型GIS上に空家候補を抽出し、今後の空家等対策に活用するための基礎データ作成に係るものでございます。 18ページ、19ページをお願いいたします。第3款民生費、第1項社会福祉費、第10目臨時給付費、説明欄1社会福祉費国県支出金返還金1497万円の新規計上は、平成28年度障害・遺族基礎年金受給者年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業費補助金の精算による返還金です。 24ページ、25ページをお願いいたします。第4款衛生費、第1項保健衛生費、第8目保健センター費496万8000円の新規計上は、健康センターに空気感染に対応する隔離感染室等の整備を行うものでございます。 26ページ、27ページをお願いいたします。第2項清掃費、第4目ごみ処理施設建設費3500万円の追加は、広陽公園に仮置している土砂の残量撤去を実施するものでございます。 30ページ、31ページをお願いいたします。第6款農林水産業費、第2項林業費、第2目林業振興費、説明欄1森林環境創造事業費689万円の追加は、国補助事業に採択されたこと、及び県補助金交付決定額の増による事業費の増でございます。2森林経営計画作成推進事業費補助金1083万円の追加及び、3いきいき松阪の森づくり事業補助金337万5000円の減は、国の事業組み替えに伴う事業の増、減、及び県補助交付決定額の増による事業費の増によるものでございます。 32ページ、33ページをお願いいたします。第7款商工費、第1項商工費、第4目観光費、説明欄1観光交流拠点施設等整備事業費7160万8000円の追加は、観光交流拠点施設本館の建設工事にあわせ建物内の展示工事を行うものでございます。第6目ブランド推進費、2指定寄附基金積立金2167万1000円の追加は、ふるさと応援寄附金747件に係る積立金でございます。第10目文化センター費、1松阪市民文化会館管理運営事業費34万3000円の追加は、文化センター吊り天井改修検討委員会開催に伴う経費でございます。第11目文化財センター費、1文化財センター施設整備事業費140万8000円の追加は、文化財収蔵庫建設に伴う基本計画作成業務に係るものでございます。 34ページ、35ページをお願いいたします。第8款土木費、第2項道路橋りょう費、第1目道路橋りょう総務費、1道路橋りょう一般経費100万円の追加は、一般国道42号松阪多気バイパス全線開通記念事業に係る経費でございます。 36ページ、37ページの第5項都市計画費、第4目公園管理費360万円の追加は、地元要望に伴う枝払い業務件数の増等によるものでございます。 第10款教育費の説明に入ります前に、44ページ、45ページの第11款災害復旧費をお願いいたします。教育費につきましては、後ほど教育長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 第11款災害復旧費、第1項農林水産業施設災害復旧費、第1目農地等災害復旧費371万9000円の追加は、農地4件、農業用施設9件に係る原形復旧費でございます。次に、第2目林業施設災害復旧費1277万1000円の追加は、林道等35路線63カ所の土砂撤去などに係る重機借上料等でございます。 46ページ、47ページをお願いします。第2項公共土木施設災害復旧費、第1目道路橋りょう災害復旧費1410万円の追加は、路肩決壊、山腹崩壊等に関する復旧工事11件でございます。次に、第2目河川災害復旧費2700万円の追加は、護岸決壊に関する復旧工事4件でございます。 以上、第10款教育費を除く説明とさせていただきます。 なお、48ページ以降の補正予算給与費明細書等につきましては、説明を省略させていただきますので、御了承いただきますようお願い申し上げます。 その他事業の補正内容につきましては、お手元にお配りしております補正予算説明資料のとおりでございます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕     〔教育長 中田雅喜君登壇〕 ◎教育長(中田雅喜君) 続きまして、教育費につきまして御説明申し上げます。 一般会計補正予算書38ページ、39ページをお願いいたします。第10款教育費は、補正前の額が70億4236万6000円で、今回1783万9000円の追加をお願いするものでございます。 それでは、主な事業内容について御説明申し上げます。 第1項教育総務費、第2目事務局費の1学校トイレ環境改善実態調査事業費1415万9000円は新規事業で、学校施設の環境改善を目的に和式便器の洋式便器への改修や男女共用トイレから男女別トイレへの改修及び多目的トイレの校舎内への整備に向け調査業務を行う委託料でございます。第3目教育指導費の1地域の教育力活用推進事業費14万2000円の追加は、飯南高校の活性化が議論される中、小中学校、高等学校を取り込んだ飯南・飯高地域の活性化を目指すための「地域とともにある学校づくり講演会」などの講師謝礼金等でございます。 40ページ、41ページをお願いいたします。第6項保健体育費、第4目体育施設費の1松阪公園プール管理運営事業費264万円の追加は、松阪公園プールウォータースライダー滑走面の劣化による修繕料でございます。 42ページ、43ページをお願いいたします。第7項青少年教育費、第3目放課後児童健全育成費の1放課後児童クラブ活動事業費89万8000円の追加は、放課後児童クラブ運営費の着服事件を受け、放課後児童クラブ運営費の会計処理に関する実態調査を行うための委託料でございます。 以上、簡単ですが、教育費の説明とさせていただきます。何とぞよろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。     〔教育長 中田雅喜君降壇〕 ○議長(山本芳敬君) 暫時休憩をいたします。午前11時、本会議を再開いたします。                         午前10時50分休憩                         午前11時0分開議 ○議長(山本芳敬君) 休憩前に引き続き本会議を再開いたします。 △日程第3 議案第97号 平成29年度松阪市競輪事業特別会計補正予算(第1号) 日程第4 議案第98号 平成29年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第5 議案第99号 平成29年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(山本芳敬君) 日程第3 議案第97号平成29年度松阪市競輪事業特別会計補正予算第1号、日程第4 議案第98号平成29年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算第1号、日程第5 議案第99号 平成29年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算第1号、以上議案3件を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔副市長 山路 茂君登壇〕 ◎副市長(山路茂君) ただいま上程されました議案3件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第97号平成29年度松阪市競輪事業特別会計補正予算第1号について御説明申し上げます。 特別会計補正予算書の1ページをお願いいたします。第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、2億9814万6000円を追加し、歳入歳出の予算総額をそれぞれ107億5541万9000円とさせていただくものでございます。 第2条債務負担行為につきましては、関係個表で御説明申し上げますので、4ページをお願いいたします。第2表債務負担行為でございますが、松阪競輪施設整備業務に係る契約で、ミッドナイト競輪を新たに開催することに伴う照明設置工事を行うに当たり、平成27年度策定の施設整備計画に変更が生じることに伴い契約の変更が必要なため、債務負担行為を設定させていただくものでございます。 8ページ、9ページをお願いいたします。歳入でございますが、第4款繰入金、第1項基金繰入金、第1目財政調整基金繰入金1億800万円の追加は、ミッドナイト競輪開催のための施設整備に充当するため財政調整基金から繰り入れるものです。 第6款、第1項、第1目繰越金1億9014万6000円は新規計上で、平成28年度の実質収益を前年度からの繰越金として計上させていただくものでございます。 10ページ、11ページをお願いいたします。歳出でございますが、第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費、説明欄1競輪事業財政調整基金積立金9057万3000円の追加は、今後の施設整備のための財源として、収益額から一般会計繰出金を控除した後の額の2分の1を競輪事業財政調整基金に積み立てるものでございます。 12ページ、13ページをお願いいたします。第2款事業費、第1項事業費、第1目事業費、1包括業務委託事業費1億800万円の追加は、ミッドナイト競輪参入に向けての照明設置等施設改修に関する費用でございます。2収益分配金9057万3000円は新規計上で、包括業務委託基本契約第9条第2項に基づき、決算調整後、収益額の2分の1を受託事業者である日本写真判定株式会社に支払うものでございますが、本補正予算におきましては、自転車競技法第1条第1項にあります地方財政の健全化の意図を鑑み、受託事業者の理解を得て、一般会計繰出金を優先的に捻出し、残る額の2分の1を計上させていただくものでございます。 14ページ、15ページをお願いいたします。第5款諸支出金、第1項繰出金、第1目一般会計繰出金900万円は新規計上で、平成27年度、28年度に引き続き一般会計へ繰り出すものでございます。 なお、16ページ以降の補正調書につきましては、説明を省略させていただきますので、御了承いただきますようお願い申し上げます。 以上、競輪事業特別会計補正予算第1号の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、17ページをお願いいたします。議案第98号平成29年度松阪市国民健康保険事業特別会計補正予算第1号について御説明申し上げます。 第1条の歳入歳出予算の補正でございますが、今回の補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ494万6000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ203億6668万8000円とさせていただくものでございます。 24ページ、25ページをお願いいたします。歳入でございますが、第10款、第1項繰越金、第2目その他繰越金494万6000円の追加は、今回の補正予算に伴う財源調整でございます。 26ページ、27ページをお願いいたします。歳出でございますが、第4款、第1項前期高齢者納付金等、第1目前期高齢者納付金494万6000円の追加は、前期高齢者納付金における加入者1人当たりの負担調整対象額が増となったこと等によるものでございます。 以上、国民健康保険事業特別会計補正予算第1号の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第99号平成29年度松阪市介護保険事業特別会計補正予算第1号について御説明申し上げます。 29ページをお願いいたします。今回の補正予算は、主に国県支出金等の過年度精算に伴い、歳入歳出予算にそれぞれ2億676万5000円追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ185億204万6000円とさせていただくものでございます。 36ページ、37ページをお願いいたします。歳入でございますが、第4款、第1項支払基金交付金、第2目地域支援事業支援交付金、1過年度分63万6000円は新規計上で、前年度の精算によるものでございます。 第7款繰入金、第1項一般会計繰入金、第4目低所得者保険料軽減繰入金1万7000円は新規計上で、前年度の精算に伴うものでございます。 第8款、第1項、第1目繰越金2億611万2000円の追加は、今回の補正予算に係る財源調整でございます。 38ページ、39ページをお願いいたします。歳出でございますが、第4款、第1項基金積立金、第1目介護保険給付費支払準備基金積立金65万3000円の追加は、支払基金介護給付費交付金等の前年度精算分を積み立てるものでございます。 40ページ、41ページをお願いいたします。第6款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金、第1目第1号被保険者保険料還付金102万7000円の追加は、前年度還付金の未請求による未払額を追加させていただくものでございます。第2目償還金2億508万5000円の追加は、前年度の国、県、支払基金、及び一般会計からの交付金等の精算返還金でございます。 以上、介護保険事業特別会計補正予算第1号の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔副市長 山路 茂君降壇〕 △日程第6 議案第100号 松阪市産業振興センター条例の一部改正について 日程第7 議案第101号 工事請負契約の締結について(観光交流拠点施設本館新築工事) ○議長(山本芳敬君) 日程第6 議案第100号松阪市産業振興センター条例の一部改正について、日程第7 議案第101号工事請負契約の締結について(観光交流拠点施設本館新築工事)、以上議案2件を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔産業文化部長 村林 篤君登壇〕 ◎産業文化部長(村林篤君) ただいま上程されました議案2件につきまして、提案理由の御説明を申し上げます。議案書の1ページをお願いいたします。 議案第100号松阪市産業振興センター条例の一部改正についてでございます。 本議案は、産業振興センターの一部として、日野町のカリヨンビル1階に、貸し館のための施設を新たに整備しようとするため、条例の一部改正を御提案させていただくものでございます。 本町に所在する現行の産業振興センターにつきましては、従来からの貸し館業務のほか、今後は、松阪木綿の伝統保持と産業振興という位置づけを加え、木綿振興の恒常的な拠点施設として運営していくところでございますが、このことに伴い発生する貸し館スペースの不足を補うため、日野町のカリヨンビル1階を活用し、新たに展示室と会議・セミナー室を整備しようとするものでございます。 改正内容につきましては、第1条の改正では、施設の所在地を追加規定しております。 第3条及び別表の改正では、新たに整備する展示室と会議・セミナー室の使用時間を午前10時から午後10時までとすること、及び基本使用料を議案書に記載のとおり追加規定しております。 第6条の改正では、利用者の利便性の考慮、及び施設稼働率のさらなる向上を図るため、施設使用料の納入時期を変更しようとするものでございます。 なお、展示室と会議・セミナー室につきましては、平成29年12月1日から市民の皆さんに御利用いただけるよう整備を進めているところであり、このことにより、貸し館不足を解消するとともに、同所に隣接する産業支援センターとの連携による中小企業支援、短期間のチャレンジショップ貸し館による創業支援、利用者の増加に伴う中心商店街のにぎわい創出にもつながっていくものと考えております。 2ページをお願いいたします。附則といたしまして、この条例は、平成29年12月1日から施行するものとしています。また、準備行為として、この条例の施行の日、前においても、施設の使用許可手続のために必要な準備行為をすることができることを規定しております。 3ページをお願いいたします。続きまして、議案第101号工事請負契約の締結についてでございます。 本議案は、予定価格が1億5000万円以上の工事の請負となり、議会の議決に付すべき契約に関する条例第2条の規定に該当いたしますことから、御提案させていただくものでございます。 契約の内容でございますが、工事名は、観光交流拠点施設本館新築工事で、歴史や文化、食など、松阪のまちなかにあるさまざまな魅力を総合的に展示するとともに、まち歩きの拠点となる観光交流拠点施設の本館を整備しようとするものでございます。 契約の方法は、条件付き一般競争入札、低入札調査型、契約の金額は、1億7582万4000円、契約の相手方は、松阪市嬉野津屋城町895番地、有限会社伊藤工務店 代表取締役 伊藤明良でございます。 4ページをお願いいたします。請負契約の概要でございますが、施工場所は、松阪市魚町地内、工期は、市議会議決の日から平成30年8月31日まで、入札年月日は、平成29年8月4日、契約保証金は、低入札調査型により低入札調査対象者の条件であります契約金額の30%に相当する5274万7200円でございます。 入札経緯と結果表につきましては、5ページに記載のとおりでございます。 以上、議案2件に係る提案理由の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔産業文化部長 村林 篤君降壇〕 △日程第8 議案第102号 財産の取得について(松阪市総合運動公園用地) 日程第9 議案第103号 市道路線の認定について 日程第10 議案第104号 市道路線の変更について ○議長(山本芳敬君) 日程第8 議案第102号財産の取得について(松阪市総合運動公園用地)、日程第9 議案第103号市道路線の認定について、日程第10 議案第104号市道路線の変更について、以上議案3件を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。     〔建設部長 小山 誠君登壇〕 ◎建設部長(小山誠君) ただいま上程されました議案3件について、提案理由の御説明を申し上げます。 まず、議案第102号財産の取得についてでございます。議案書の6ページをお願いします。 本議案につきましては、松阪市財産条例第2条に規定する予定価格2000万円以上の不動産の買い入れとなるため、議会の議決に付すべき財産の取得に該当いたしますことから、提案させていただくものです。 現在整備を進めております松阪市総合運動公園建設事業に係ります事業用地を、松阪市土地開発公社から取得しようとするものであります。 松阪市総合運動公園におきましては、事業認可面積52.5ヘクタールの整備を北側に位置する施設から進めておりまして、平成24年10月より順次供用を開始させていただいており、15.23ヘクタールの部分が供用済みとなっております。また現在は、それらに引き続き、多目的広場(スケートパーク)の施設整備を進めております。 今回取得しようとする土地の所在でございますが、松阪市安楽町字中尾562番地外13筆で、お手元の議案書7ページの資料の図面に示してございます網かけ部分の土地でございます。この地積が1万7698.26平方メートルでございます。現在保有しております松阪市土地開発公社から、契約の金額1億5232万5509円で随意契約によりまして取得しようとするものでございます。 以上、議案第102号の説明とさせていただきます。 続きまして、市道路線にかかわります議案2件について御説明申し上げます。 まず初めに、議案第103号市道路線の認定について御説明させていただきます。 議案書の8ページをお願いいたします。道路法第8条第1項の規定に基づき、路線を新たに認定しようとするもので、同条第2項の規定に基づき、提案させていただくものでございます。 添付、参考資料で御説明させていただきますので、資料1をお願いいたします。右下の凡例のとおり、新たに認定しようとする路線を水色の矢印で記載しております。中央の住宅密集地が川井町で、右上から中央下に向かいまして阪内川がございます。中央やや左、川井草入1号線、その隣の松江小学校北通り7号線は、開発行為により建設された道路でございます。また、松江小学校北通り8号線は、市道として寄附された道路で、これら3路線を市道として認定しようとするものでございます。 次に資料2をお願いします。左上に阪内川、中央部を縦断する形で国道42号線がございます。まず、資料左、大黒田町地内の大黒田水走21号線、大黒田新田道14号線、大黒田新田道15号線、それから、資料右の田原出口3号線、いずれも開発行為により建設された道路で、これら4路線を市道として認定しようとするものでございます。 続いて資料3をお願いいたします。中央上の住宅密集地が南虹が丘町でございます。その西側には現在、国土交通省が工事をしております松阪多気バイパスがございます。中央の下蛸路里中2号線につきましては、松阪多気バイパス建設に伴ってつけかえとなった道路を市道として認定しようとするものでございます。 次に資料4をお願いします。中央の上に中川駅、中央やや右下に嬉野地域振興局がございます。中央の中川南19号線でございますが、開発行為により建設された道路を市道として認定しようとするものでございます。 以上、9路線が新たに市道として認定しようとする路線でございます。 続きまして、議案第104号市道路線の変更について御説明させていただきます。 議案書の9ページをお願いします。道路法第10条第2項の規定に基づき、路線を変更しようとするもので、同条第3項において準用する第8条第2項の規定に基づき提案させていただくものでございます。 恐れ入りますが、資料5をお願いします。右下の凡例のとおり、旧認定路線、変更前の路線でございますが、これを黒の矢印、変更後の新たな路線を赤の矢印で記載しております。中央が川井町の住宅密集地でございます。中央上、松江小学校北通り5号線は、市道として寄附された道路を組み入れ、起点を変更して認定しようとするものでございます。その下、股毛通り3号線は、開発により建設された道路を組み入れ、終点を変更して認定しようとするものでございます。 以上、2路線を変更しようとするものでございます。 以上で議案3件の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。     〔建設部長 小山 誠君降壇〕 ○議長(山本芳敬君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。明9月27日から9月29日の3日間を休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(山本芳敬君) 御異議なしと認めます。よって、明9月27日から9月29日の3日間を休会することに決しました。10月2日午前10時、本会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。                         午前11時22分散会...